代表者挨拶
ALBA税理士法人のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
私は、23歳のときに大手の監査法人で会計人としてのキャリアをスタートしました。
そこでは、主に上場企業向けの会計監査という仕事をしておりました。
上場企業は財務基盤が厚い企業が多く、私が関与をさせていただいたお客様の中には資金繰りに困っているような会社はありませんでした。
監査法人勤務の中で、中小企業の再生支援業務に関わりました。
そこには資金繰りに行き詰まり、資金ショート寸前の状況に陥っている会社の現実が数多くありました。
そのような中小企業の再生支援に私は使命感を感じ、業務に取り組んでまいりました。
その後、より多くの中小企業の支援をしていきたいと考え、独立するに至りました。
再生支援の内容はざっくりと以下のようなものがあります。
・借入金の元金返済猶予(リスケジュール)を行う
・遊休資産の売却し、借入金を圧縮する
・採算分析を行い、改善の見込みがなく、採算の取れていない事業を廃止する
・改善の見込みがある事業については、値上げやコストダウン等で採算が取れるようにする
・再生に向けた行動計画をとりまとめて再生計画を策定し、銀行に説明をする
・計画策定、数値や行動が計画した通りに進んでいるかモニタリングする
延べ100件以上の再生計画・経営改善計画の策定を支援し、数多くの会社を見てきましたが、経営が傾く原因にいくつかの共通点があることがわかりました。
・計数管理の不徹底
・過大な投資の実行
・経営環境の変化への対応不足
逆に言うと、日々の経営でしっかり計数管理を行い、無謀な投資を実行せず、経営環境の変化に腰を据えて対応すれば、経営が厳しい状況に陥る会社は減るのではないか?と考えるようになりました。また、それを伝えていくのは会計事務所の役目なのではとも思うようになりました。
特に、一度過大な投資を行い、それに失敗してしまった場合、それを取り戻すには大変な労力が必要です。
資金繰りで悩む社長達と、夜遅くまで何度も何度も解決策を探してきました。
資金繰りの悩みは人の心を蝕んでいきます。
だからこそ、そのような状況に陥る会社を少しでも減らしていきたい、そのために私たち会計事務所が経営をサポートしていきたいと強く思っています。
計数管理をしっかり行い、キャッシュフローを重視した経営をしていけば、ずば抜けた成長はできなくとも、苦境に陥らず、安定した経営ができます。
そのための支援と努力を、私たちは全力で続けていきます。
中小企業の一番頼れる相談相手でありたい。それがALBA税理士法人の理念です。
ALBA税理士法人
代表社員
公認会計士・税理士 林 大樹